夫と妻の「話を否定される」問題から夫婦で卒業する方法

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せっかく夫や妻に話をしてもダメ出しをされたり、上から目線で言われたり、正論で返されたりすると嫌になるし、話す気もなくなってしまいます。

でも、何度言っても相手はそれを「否定」だと分かってくれないことも。

意見が食い違うことはありますが、それだけが「いつも否定される」と思う原因ではありませんよね。

そこには隠れた理由があることが少なくありません。この記事では、なぜ夫や妻が否定的になるのか、その背後にある心の動きも含めて、その理由を分かりやすく探っていきます。

目次

なぜ「否定」はやめた方がいいの?

そもそも、なぜ相手を「否定」したり、相手に否定と思われるコミュニケーションを辞めた方がいいのでしょうか?

それは、否定が続くと「自分を大切にされていない」と思い、夫婦関係がつらくなってしまいます。

せっかく一緒にいるなら、認め合い・理解し合いえる夫婦関係がいいですよね。

そこで、この記事では、心でつながる夫婦関係づくりのために、「否定」のコミュニケーションから卒業し、「あなたも私も幸せな関係」になる対話について書いていきます。

 夫婦の会話に否定が生まれる理由

あなたは、すぐ話を否定するよね・・

そんなことないよ!

ほら、もう早速否定する。

否定なんかしてないよ!



否定しているつもりはないのに、パートナーからは「否定している」と言われたり、パートナーだってこちらを否定するのに「否定していない!」と言い張る・・・

揉めた時の夫婦会話あるあるです。

なぜ夫・妻は否定をするのか?

はじめにお伝えしたいことは、ほとんどの場合において、夫や妻はあなたを傷つけたいとか、あなたを否定したいと思っているわけではないということです。

ここでは、2つの理由をお伝えします。

 夫や妻の否定的な態度の背後にある事情や心理

①心を守っているから

例えば、あなたが「こうしたほうがいいんじゃない?」と言ったときに、パートナーがすぐに反論したり、拒否するような態度を取る。

こんなときパートナーは「自分のやり方や考え方間違っていると思われている」=自分を否定されていると、解釈しているかもしれません。

人は、自分の意見が否定されたと感じると、自分を守る反応を取ってしまうもの。これは自然なものです。
つまり、相手はあなたを否定したいわけではなく、自分も尊重されたい、わかってほしいという気持ちの表れです。

こうしたほうがいいんじゃない?

②否定されてきた経験

もう一つ、大きな理由があります。

人は、過去に受けた体験が今の感情や行動に大きな影響を与えることがあります。

たとえば、子供の頃に親や教師に自分の気持ちや意見を聞いてもらえないことです。人は、気づきや学びがないうちは、自分がしてもらったことしかできません。

他の人に自分の思いを受け取られる経験がないと、それがどういうことか分かりません。

このように、否定的な態度は必ずしも今その瞬間の会話だけに反応しているわけではなく、過去の経験が影響している可能性があります。

(子)見て―!できた!

(親)そんなの出来て当たり前よ!

このことに気づくと、目先のことだけにとらわれず、その人が大変な状況を乗り越えここまで生きてきたことに敬意を払うことができます。

そしてこれから、過去を乗り越え、ふたりでよりよい関係を築くために、お互いにどう成長していけばよいかを考えることができるようになります。

③心情よりも目標達成重視のため

私たち日本人は、「知識を覚える」・「目標達成型」の教育を受けてきています。産業革命以降は世界全体もそのような価値観に寄ったと言われています。

そのため人の「心情」に目を向けることよりも、物事を進めることの方に重点を置く考え方をしているから、ということも多くあります。

目標達成型と心情型の違いについて、こちらも参考になります↓

 夫や妻に否定されることで感じるストレス

事情はあっても、日々の会話で、何度も否定されると、元気がなくなってしまいますよね。否定が続くと、自信もなくなってしまいますし、「否定されるかも」と思うと、話すのも面倒に感じられていきます。

こうした状況が続くと、夫婦関係は健康的でなくなりますし、あなたの心にも体にも負担がかかってきます。例えば、気が重くなると、仕事や普段の生活にも集中できなくもなってしまいます。

その反面、話すほど元気になれる。自分に自信が持てるし、相手との深いつながりも感じられ、仕事や他の人間関係にもいい影響が広がっていく健康的なコミュニケーション。それが対話です。

否定を卒業!認め合える対話のメリット

否定されない会話ができるようになると、まず感じられるのは、「自分が何を言っても受け止めてもらえる」という安心感です。

これだけでも、心に余裕ができて、自分の考えや存在がちゃんと大事にされていると感じて、自然と気持ちが軽くなります。

安心して自分らしくいられる

否定されないことで、安心して自分らしくいられるようになります。疲れているときや、仕事がうまくいかないときでも、自然体を受け入れてもらえると安心して回復することができます。

「大丈夫」と思えて、心が軽くなりますよね。自分をありのまま受け入れてもらえることで、無理せず一緒に過ごせる関係が築けます。また、心が自然と落ち着き、自分の居場所があると思える安心感も感じられるようになります。

顔を見合わせるカップル

自分の価値を感じられるようになる

夫婦間でお互いに否定をしないと、自分の存在が認められていると感じ、喜びを感じられます。自分が役に立っていると実感できる瞬間も増えます。

妻・夫に理解したり認めてもらえると、気持ちが前向きになり、もっとお互いを大切にしたいという気持ちも自然に湧いてきますよね。

リラックスした雰囲気が生まれる

自分が尊重されていると感じられると、日常が穏やかで居心地の良いものになっていきます。

否定的な反応をされたときに試せる対処法

 相手の意図を確認する

否定されたと感じたとき、相手の発言の意図・意味を確認してみることも役に立ちます。

意外と相手は、あなたを否定しているつもりではなく、別の考えを伝えたいだけかもしれません。相手の発言の意図を聞くだけで、誤解が解けて、お互いに話しやすくなります

意味に目を向けることは、「否定をしない話し合い=対話」にとって一番大事なことです。

自分を知る機会にする

自分を知るって?

否定的な反応を受けたとき、イラッとしたりモヤモヤすることは自然なことです。

でも、今までと同じように反応する前に、思い出してみてください。

自分がイラっとするときには、そこに「自分にとって満たされていない大事なことがある」ということです。

たとえば、夫や妻の「言い方」が気になるときは、あなたにとって「配慮」が大事なのかもしれません。

すぐに「いや‥そうじゃなくて」と言われるなら、「尊重」が大事なのかもしれません。

イラっとは、自分自身を知る機会なのです。

自分にとって大切な価値観が分かると、それを元にした伝え方ができるようになります。そうすると、相手も受け取り方が変わり、相手の反応も変わっていきます。

よく、「自分が変われば、相手も変わる」と言われますが、これがその理由です。

否定しない夫婦の会話を実現するために

否定されることなく、もっとお互いを認め合い、理解し合える夫婦関係づくりに役立つのが、対話によるコミュニケーションです。

コミュニケーションの考え方や方法は、仕事でも、他のコミュニティでも役立ちます。さらに、一度できるようになると、一生あなたを支えてくれます。

否定しない話し合いができるようになる「基本」を分かりやすく書いています。ぜひお読みください↓

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